万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
柿本人麻呂石中死人歌論
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
村田右富実
 ふりがな
むらたみぎふみ
 発行年月
1993/3
 発表雑誌名
女子大文学 国文篇
 特集タイトル

 発行所
大阪女子大学国文学科
 発行番号
44
 掲載頁
119
 巻番号
2
 対象歌番号
220, 221, 222
 対象歌句番号

 歌作者データ
柿本人麻呂
 参考歌番号
907, 910, 3250, 3985, 4001, 2, 3234, 4331, 4360, 929, 176, 578, 814, 892, 933, 3234, 3246, 3691, 4254, 4486, 131, 138, 942, 944, 1140, 1417, 1711, 3646, 4029, 958, 1157, 3201, 153, 249, 388, 600, 1003, 1180, 1232, 1390, 1397, 3199, 3335, 3339, 3673, 3694, 4408, 8, 36, 1180, 1395, 52, 303, 3330, 1851, 3331, 223, 224, 445, 3341, 3342, 3692, 3693, 47, 207, 217, 1119, 1268, 1796, 1797, 2455
 キーワード
行路死人歌,柿本人麻呂,石中死人歌,神話,王権,話者,清水克彦,三田誠司,真鍋次郎,森朝男,青木生子,遠山一郎,伊藤博,土橋寛,稲岡耕二,上野理,中西進,身崎壽,岩下武彦,神野志隆光,青木生子,佐佐木幸綱,曽倉岑,品田悦一
 論文要旨
柿本人麻呂の石中死人歌(220〜222)は、そこに歌われる神話についての論や、行路死人歌の系譜上での位置付けについて触れられることが多いが、本稿では、そうした先行研究を生かしつつも、作品世界そのものの分析を主としている。そこでは、話者である〈われ〉が時間軸上に載りつつ時間の経過と共に歌われている。これは初期万葉には見られない、新たな表出の方法であろう。また、人麻呂作歌における〈われ〉の表出方法についても触れ、当該歌が石見相聞歌に先行することもあわせて述べた。"