論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
17, 31, 74, 79, 80, 91, 207, 221, 288, 425, 504, 534, 541, 699, 709, 722, 734, 740, 806, 1509, 1887, 1964, 2090, 2336, 2701, 2880, 3400, 3645, 3795, 3796, 3952, 3990, 4000, 4115, 4323, 4329, 4330, 4363, 4365, 4383 |
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キーワード |
旅立ち,孤独感,解釈,心的内容,辞,時枝誠枝,文法的説明,〜も,井上通泰,鴻巣盛広,松岡静雄,島木赤彦,吉野裕,集団的歌謡,山田孝雄,個人的詠出,併説,佐伯梅友,後も会はむ,ゆりも会はむ,詠嘆,我も〜む,提示助辞,対比的,含蓄的,客観的根拠,具体的表現,文体論 |
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論文要旨 |
助詞・助動詞の類は表現者の態度に属するものを比較的直接に表す語であるとし、遠江国の防人の歌にある4325・4327にみえる「も」という助詞に注目して、「それに併せてこれも」という併説の意だけではないことを確認した。特に願望・希求ないしは強い意思を表す歌では「せめて〜でも」「いっそ〜でも」のように感情をこめて指示・強調したり、感動・詠嘆の意を添えており、「も」の本来のすがたとして考えられるとした。以上のように、文法的説明などの客観的根拠をもってひとつの具体的表現の理解に迫るという歌の解釈の方法を示した。"
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