万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
舎人慟傷歌群の東の御門(一八四・一八六番歌)小考
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
村田右富実
 ふりがな
むらたみぎふみ
 発行年月
1994/3
 発表雑誌名
女子大文学 国文篇
 特集タイトル

 発行所
大阪女子大学国文学科
 発行番号
45
 掲載頁
2737
 巻番号
2
 対象歌番号
184, 186
 対象歌句番号

 歌作者データ
日並皇子舎人
 参考歌番号
173, 174, 183, 189, 443, 2508, 3886,
 キーワード
日並皇子,挽歌,舎人,慟傷,東の御門,東宮,王権,皇太子,渡瀬昌忠,木下正史,岸俊男,荒木敏夫,小林敏男,土屋文明,平舘英子,大井重二郎,村田右富実
 論文要旨
日並皇子の薨去を悼む舎人慟傷歌二三首のうち一八四・一八六番歌には「東の御門」という歌語が見られる。本稿においては、その「東の御門」の歌語が単に日並皇子の宮であった、島の宮の東側の門を指し示すだけではなく、当時皇太子(制度化されていたかいなかは不明だが)であった日並皇子を東宮として意識した表現であることを論じた。"