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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
99, 1807, 2635, 3791, 4456, 記29, 紀27 |
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キーワード |
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論文要旨 |
巻14・3399番の結句「久都波氣和我世」は一般に信濃道を裸足で行く夫に対して「履をおはきなさい」と促す妻の言葉と解釈される。しかし「波氣」は「氣」が乙類の仮名である点で、四段活用動詞「ハク(履)」の命令形とは考え難く、下二段動詞「ハク(著・佩)」の命令形であることを指摘して、両者の意味の相違を説く。前者が直接身につける意であるのに対し、後者は荷物などの物に付着させる意で、遠く離れた信濃道へ旅立つ夫を思いやる妻の、履(クツ)を荷につけて持って行けという細やかな心遣いを歌の背景にふさわしいものと解釈する。"
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