万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
題詞の權威
 論文サブタイトル
旅の歌の一解釋
 単著/共著
単著
 論者名
伊藤博
 ふりがな
いとうはく
 発行年月
1964/1
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
50
 掲載頁
3548
 巻番号
1
 対象歌番号
5, 6, 415
 対象歌句番号

 歌作者データ
軍王,上宮聖徳皇子
 参考歌番号
2, 5, 6, 22, 141, 142, 145, 146, 203, 228, 229, 295, 326, 415, 434, 435, 436, 437, 531, 942, 943, 978, 997, 998, 999, 1000, 1001, 1002, 1293, 1594, 1742, 1743, 1744, 1800, 2460, 2772, 3324, 4096, 4250, 4508
 キーワード
題詞,旅の歌,香川景樹,遠つ神,我が大君,本居宣長,―を見る歌,―を過ぐる歌,土地ぼめ歌,国偲び歌,望郷歌,挽歌,紀21,紀22,記41,記58,記76,吉田義孝,タマフリ,拾遺集1350,遊行,出遊,竹原井,仮託伝誦,異伝,改作,家永三郎,桂こうじ
 論文要旨
歌の内容が重視されるあまりに、題詞がとかく冷遇されがちであることを指摘し、集中の旅の歌(巻1・5,6、巻3・415)の解釈を通して、題詞の権威を尊重する立場から、一首の本質について探究を試みる。特に、巻1・5,6の考察において行われた「―を見る(過ぐる)」の題詞を持つ歌についての検証、巻3・415における、巻々の成立時期をも考慮に入れた仮託伝誦についての考察に、重点を置き論じた。"