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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
歌枕,神集島,狛島,柏島,雪連宅麻呂,伊波多野,結石山,宇敝可多山,上方山,淺茅山,竹敷浦 |
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論文要旨 |
壱岐対馬の両島を廻る旅の行程を記し、特に萬葉の歌枕に関するものについて詳述する。3681の題詞にある狛島について、柏島の誤りであり、今の神集島にあたるという全釋の指摘に従うべきこと、現在ある宅麻呂の墓について、今は壱岐の港としては郷ノ浦が代表的なものとなっているが、印通寺港が古くから知られており、その西北に石田村があり、3689に「伊波多野」とあるのにもあうところから、ここを宅麻呂の墓地としてふさわしいことを認め、次に大伴旅人作5・810題にある結石山を見たことを記す。また、3703の宇敝可多山について、上方山の意かと思われるが、「宇敝」のヘが甲類で「上」のヘが乙類であり、問題の残ることを指摘し、その上方山から浅茅山が望まれ、浅茅山と竹敷浦とは相当隔たっているけれども、やはり3697の浅茅山はこれに当たると認めてよいであろうことを述べた。"
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