万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
萬葉集における「可」「應」字の用法
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
鶴久
 ふりがな
つるひさし
 発行年月
1964/1
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
50
 掲載頁
1723
 巻番号
11
 対象歌番号
2359, 2764, 2765
 対象歌句番号
2359-5,2764-5,2765-5
 歌作者データ

 参考歌番号
86, 120, 586, 630, 722, 726, 739, 819, 864, 1053, 1055, 1386, 1515, 1608, 1662, 1741, 1750, 2079, 2254, 2256, 2258, 2282, 2377, 2693, 2719, 2733, 2743, 2867, 2947, 3086, 3205, 4486,
 キーワード
可,應,ベキモノヲ,マシモノヲ,不可,大坪併治
 論文要旨
集中において「ベシ」と訓まれる助字「可」「應」の中、意味や構文法、発想・表現法においても改訓されるべき例を取り上げて検討、考察する。巻11・2765番歌第五句「可死鬼乎」は従来シヌベキモノヲと訓まれるが、「死んだ方がましだ」と解釈する場合、「シナマシモノヲ」と訓むべきであり、「ベキモノヲ」は構文上、「…バ」「…ズハ」に呼応するものであることを指摘する。また「不可」を「マシジ」と訓む例や「應」字を「マシ」と補読する訓点資料を傍証として挙げ、当該箇所の「可」を「マシ」と訓む可能性を説く。同様に意味解釈や構文上の表現形式の検討により2359,2764番歌の「可」「應」についても「マシ」の改訓を施す。"