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論文要旨 |
大伯皇女による巻二・一〇五、一〇六の二首は、従来大津皇子の謀反と関わって論じられてきた。この二首について大津皇子のおかれていた政治的、個人的立場や斎宮であった大伯皇女の周辺状況を考察することにより、従来説を補強する。また、古事記所伝の倭建命と倭媛命についての話や沖縄の「をなり信仰」等に触れて、大津皇子が危急の際に大伯皇女を訪れた事実の上には、同母兄弟と姉妹の間にあった信仰的形態の残映が見られると述べる。大津皇子の伊勢下向が謀反と切り離せないものであることを指摘し、このような状況下においてこそ、二首の切迫した緊張と哀切な心情の流露が見られたと解する。"
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