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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
55, 366, 554, 2017, 3346, 3677 |
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キーワード |
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論文要旨 |
巻三・三六七番歌の第四句「見者乏者見」は諸注釈書がミレバトモシミと訓んで、賞美する意や見足らぬ、見飽かぬ意と解す。これに対し、目前の景勝を賞美しながら故郷を思う「大和偲ひつ」で結ぶのは続き具合が悪いと指摘。長歌とともに詠みこまれる「旅にして」の語に着目して新たな解釈を施す。家郷を思う旅人が異郷の好風景を目にして詠んだ「乏見」は、否定的な心を閉ざす意味であるとの見方から、「乏」の一字をスベナシと訓んで、美景を見るに詮なし、と訴えることで望郷の旅情を一層強調する発想であると述べる。"
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