論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
3890, 3891, 3892, 3893, 3894, 3895, 3896, 3897 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
3215, 3216, 3217, 3660, 3718, 3720, 4436 |
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キーワード |
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論文要旨 |
巻17・3890番歌以下十首は題詞により、大伴旅人が大宰師の任を終えて筑紫から海路を旅し、入京する折に●従達の「悲傷羇旅」して詠んだ歌と解される。これに対し、帰京の喜びや解放的抒情が感じられないことや、第五首以下六首は摂津、播磨沖で連作的に詠み継いだものと考えられ、また第二首は筑紫の荒津で往路にたどり着いて来し方を偲んだ作と思われる点などを挙げて、題詞を楯に入京途上の作とすることは認め難いと指摘。題詞は編纂者家持の誤解により後に付されたもので、当該歌群は筑紫下向途上の作との見方から、従来問題とされた3893の「比治奇灘」は兵庫県の海上、3897の「問ひし児ら」は大和の家の妹のことをそれぞれ意味すると述べる。(●は大漢和番号D00962、人偏+「兼」)"
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