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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
788, 2586, 2895, 3131, 古今集694,源順集190, 散木奇歌集1165, 元久詩歌合90, 源氏物語198, 源氏物語517, 源氏物語710 |
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キーワード |
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論文要旨 |
万葉集巻十・二二〇四、巻十一・二四六九に見える「露重」について、現代の注釈書等がツユシゲミとよむのに対して、旧訓に従いツユオモミとよむべきことを説く。万葉集の用字法からみて「重」は「茂・繁」に通じるため、「重」をシゲシとよむことは万葉集という一定の柵の中にみられる制限された文字表現では可能であるが、中古中世の和歌において「露」と結ばれる言葉はオモシもシゲシも存在し、詩賦においても「露重」と「露滋」とがあると指摘する。そして、万葉集の用字の通用からみれば「重」は「滋」に通じるが、露の置く状態にも通じるか否かは問題であり、むしろ万葉集以外の例により「重」は文字通りにオモシとよむべきことを論じる。"
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