論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
|
キーワード |
|
論文要旨 |
『萬葉』51号の論に引き続き、新撰萬葉集の表記・用字、特に表記と訓の固定度、及び借訓仮名について論じる。そこでは自立語は勿論、付属語においても訓仮名の使用例が多いことを再度指摘した上で、これは奈良から平安にかけての真仮名文献が一字一音を基本とする点に、同じ和歌を記しながら著しい違いがあると指摘する。この訓仮名の固定を考えるヒントが、地名・人名にあるとする。地名・人名は訓仮名表記が多く、しかもそれはかなりかなり固定的であり、具体的には戸籍帳で使用される文字が他と比して簡単な文字の使用が多いとする。この記紀萬葉等との違いは、表記者の筆録目的・意識にあるのではないかと指摘し、記紀萬葉を意識し、異なる用字をしたというよりは、私的な自由な立場に起因する多様性でないかと結論付ける。"
|
|
|
|
|