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論文タイトル |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
| 38, 196, 216, 287, 423, 1047, 1227, 1757, 3324, 3243, 3449, 3627, 3817, |
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キーワード |
| 格助詞ノ・ガ,ヌ,「ば・・ば」,「は・・ば」,「ミレバ」 |
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論文要旨 |
| 巻1・48の第二句を「ノニカギロヒノ」と訓むと、本来連体形で結ばれるべき述語動詞「タツ」が一般には終止形で結ばれている点を問題とし、新たな訓みと解釈を施す。「タツ」は以下で承ける動詞「ミユ」との接続関係上終止形を原則とすることから、第二句に主格助詞ハを補い、「ノニカギロヒハ」と訓み改める。これにより、当該句は第四句「カヘリミスレバ」の条件句と呼応する「は・・ば」の対句表現をなすと捉え、第四句を承けた結句をまた「ツキカタブケリ」と訓んで、第二句の結び「タツミエテ」と同様、状態的、形状的叙述として一致、対応することを述べる。"
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