万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
秋山の樹の下隠れ逝く水
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
寺川真知夫(寺川眞知夫)
 ふりがな
てらかわまちお
 発行年月
1976/2
 発表雑誌名
解釈
 特集タイトル
詩歌文学
 発行所
解釈学会・教育出版
 発行番号
22巻2号
 掲載頁
1115
 巻番号
2
 対象歌番号
91, 92
 対象歌句番号

 歌作者データ
鏡皇女,中大兄
 参考歌番号
93
 キーワード
国見的望郷歌,序詞,大島峰
 論文要旨
九二番歌の序詞についての諸説を整理し、九一番歌を国見的望郷歌の形式で歌った歌とみる土橋寛氏の説に依拠しながら、九二番歌はその表現を逆手にとって応酬したものとみて序詞を解釈したもので、「山の上からでは木の下に隠れて見えない水のように」という意味で「われこそ(わが思い)」にかかると説く。無理があるか。"