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論文要旨 |
古事記上巻の須佐之男命の名乗りに、同母の弟の意のイロセを仮名書きにした「伊呂勢」がある。記において「兄」はセと訓むが、アニの義のみにしか使われない。須佐之男命の言葉であるから、「弟」字がふさわしいが、「弟」字ではセと訓ませるのに無理があるため、ここでは音仮名による表記をとった。また、165番歌五句目の「弟世」の訓を文字に即して訓むという立場から考察する。「弟」字がイロトと訓まれた可能性を指摘し、「弟世」の「世」はイロトの誤読をさけ、イロセと訓ませるために添えられたものと解する。この二者は弟をイロセと訓ませる表記習慣の未然に由来する、二様の文字面であると指摘する。"
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