論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
971, 972, 1497, 1738, 1739, 1742, 1743, 1745, 1746, 1747, 1748, 1749, 1750, 1751, 1752, 1755, 1756, 1757, 1758, 1759, 1760, 1780, 1781, 1807, 1808, 1809, 1810, 1811, 1812 |
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キーワード |
希求型,願望型,あくがれ型,森本治吉,虫麻呂,願望形,命令形,抒情,詠嘆,抒情の遠心性,犬養孝,桜花,愛の交歓,美的愛,願望詠嘆,勝鹿真間娘子,菟原処女,死,血沼壮士,菟原壮士,上総末珠名,心情の姿勢,心の秘密,孤独の個性,病める魂,孤愁,夢見る魂 |
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論文要旨 |
高橋虫麻呂の多くの作品において、希求・願望・あくがれ型の詠嘆が成し遂げられていることを確認し、そこに抒情の遠心性といえるような表現態の認められることを指摘する。その希求・願望・あくがれのスタイルを支えるものは、美的印象に包まれ彩られた「愛の交歓」への憧憬であり、これが「美的愛」の表象と言い得ることを究明した。また、その美的愛の情趣に包まれた自我像への陶酔、若々しい美的生命感の拡張・充足への願いをも確認し得ることを明らかにし、このスタイルを若い虫麻呂のスタイルと見た。さらに、余論として虫麻呂の年齢についての憶説を付記した。"
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