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論文要旨 |
| 4128番歌の前文について「表裏不同」は以下の「加言豈有他意乎」によって包の表に何か書き付けてあったと推測されることから、包の表書きと中身との相違を述べていると考える。「何異」の異を「甚(ハナハダシ)」の意とし、「率爾作策歟」の意については遊仙窟、玉題新詠の例と関連づけて「にはかに策を案じたのか」とよみ解いて、表書きと中身の甚だしい相違について送り主の家持が自分(池主)を試そうとしているのかと問返す書簡文と解釈する。「准擬睡覺」という和臭の濃い表記は弘法大師の『聾瞽指帰』序にみえる滑稽物語「睡覺記」への連想が働いたものであると指摘し、「ねむけざましに供する」意と解する。漢籍に通じた池主が知性を活かし、老翁の著者を気取って書き付けた書簡と共に、戯れに細工した包を贈りつけた様相を明らかにする。"
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