論文タイトル |
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単著/共著 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
45, 131, 135, 167, 168, 169, 196, 197, 198, 199, 200, 201, 235, 261, 892, 1682, 3295, 3962, 4101 |
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キーワード |
泊瀬部皇女,忍坂部皇子,題詞,左注,河島皇子,挽歌,西郷信綱,そこゆゑに,大野保,嬬,敬語,山本健吉,代作,問答歌,民謡,命,殯宮の時,殯宮挽歌,武田祐吉,獻‥‥歌 |
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論文要旨 |
解釈の一定しない巻2・194,195において、当該歌の題詞が夫河島皇子よりも、泊瀬部皇女・忍坂部皇子に重点を置いていることを指摘した。長歌では、従来検討されなかった当該歌における人麻呂の立場についての考察を行い、一首一貫して人麻呂の立場からの語がないことを明かにし、さらには、前段が忍坂部皇子、それを受けて後段を泊瀬部皇女が歌った形を取っており、ともに亡き河島皇子に訴えかけている問答形式となっていること究明した。また、この挽歌は人麻呂が忍坂部皇子から依頼されて作り、泊瀬部・忍坂部の二人を中心とした私的な場で発表された作品であり、これらの条件が人麻呂を駆って、殯宮挽歌の型を破る斬新な発想をこの歌に与える結果となったと論じた。"
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