論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発表雑誌名 |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
94, 171, 225, 387, 484, 610, 723, 948, 1053, 1055, 1352, 1385, 2702, 3253, 4482, 紀56, 紀119 |
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キーワード |
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論文要旨 |
本稿は、一般に否定的推量の助動詞とされるマシジについて考察する。マシジの研究は橋本進吉に始まるが、そこで論じられた事の内、マシジとマジが意味上同じであるとする点とマシジからマジへの語形変化の原因をその長さ、類似音の重なりに求める点に対し疑問を感じるとし、以下論じてゆく。マシジは推量の助動詞ベシとの関連が夙に指摘され、否定的推量の助動詞と解されてきたが、願望の助動詞マシとの関連を見るべきと指摘し、本来は「事実の反対を仮に想像して言う」という役割であり、「マシ+ジ」という形であったとする。だが、マシジが終止形に接続すること、仮定が推量と考えられるようになったことなどの要因のため否定的推量の助動詞とされ、遂にマシジ本来の形をも維持し得なくなりマジへと変化したと指摘する。"
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