論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
|
キーワード |
曽陀多岐,多多岐,西宮一民,タク,手ク,タタク,福田良輔,春日政治,阪倉篤義,小島憲之,大坪併治,土橋寛 |
|
論文要旨 |
記3・記5の歌謡に見える「曽陀多岐 多多岐」の語義・訓には諸説ある。訓は『古事記伝』のソダタキ・タタキに従うのが適当で、語義は西宮一民氏の「叩く意から、握り・抓り・擦る意をも含めた広い意味」の説でよいが、「広い意味」の中に「抱く」も例示した方がより適当である。タタクは手をいろいろに働かせる意の動詞「手ク」から「手・手ク」となったものであり、それがタタクと固定しても、その用いられる場面によって、最も適当な意味に解されていたと考える。当該歌の場合、「曽陀多岐 多多岐」に関係する前後の語句との統一的な解釈を行うと、具体的な動作としては「抱く」が最も近いと思われる。"
|
|
|
|
|