論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
4516, 4457, 4456, 4465, 4466, 4467, 4464, 4423, 4422, 4493 |
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キーワード |
聖武勅撰説,仙覚,後藤利雄,文武勅撰説,桓武勅撰説,平城勅撰説,顕昭,藤原仲実,藤原清輔,道因勝命,藤原俊成,西本願寺本,藤真楯,宮本喜一郎 |
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論文要旨 |
次点期には、家持の雪の歌をもって終わる本が正統とされる一方、巻20の奧の歌「五十余首」無き本も重視された。次点期中期以降に古今集両序の解釈をめぐって行われた萬葉成立論においては、聖武勅撰説が最も古く盛んであったがために、聖武他界後の歌である4465〜4516番の52首の無い本が生じたのである。つまり「五十余首」無き本は、古今あるいは後撰以降、古今集という神典の威力に縛られて形成されたものであって由緒ある本ではないといえる。萬葉集の原形はおおむねそのまま現在に伝えられたものと考えられ、家持の雪の歌をもって終わる現存萬葉集は、萬葉集成立論のための第一等の資料性を持ち続けているものと見受けられる。"
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