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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
さくら,古事記,日本書紀,万葉集,本居宣長,山田孝雄,こと,このはな |
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論文要旨 |
「さくら」が史書に初めて現れるのは書紀の神功皇后の条にある「若桜宮」の細注であるが、その用字からも後人の補入と考えられ、書紀における「さくら」の語の初見は履中紀の「磐余稚桜宮」の一節となる。次に允恭紀に記紀歌謡中唯一のさくらの歌の例があるが、その67番歌の二句三句「さくらのめで ことめでば」の部分の解釈により、天皇が衣通郎女に対する恋慕の情を表現するのにさくらを効果的に用いているとわかった。古事記上巻にみえる木花佐久夜姫や古今集序文の「難波津に咲くやこの花…」の「このはな」も桜の花を指した最初期の例であるといえる。"
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