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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
35, 196, 285, 286, 528, 544, 1098, 1208, 1209, 1210, 1211, 1764, 2056, 2062, 3318, 3420, 3907 |
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キーワード |
妹背山,背山,妹山,松田修,歌枕,勢能山,契沖,妹山非実存説,本居宣長,打橋,船岡山,本居内遠,顕昭,貝原益軒,舟橋,古今集828,佐竹昭広,俚謡集,犬養孝 |
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論文要旨 |
巻7・1193についての従来の説に対する疑問から、この歌を中心に、集中の妹背山の用例の考察を行い、妹背山が川を隔てて向かい合っていてこそ、古代のつまどいのさまを象徴的に表すにふさわしいとする考えから、宣長によって始められた妹山非実存説を否定し、当該歌の「妹の山」を、現在紀伊に見られる妹山と同一のものであると解した。また「打橋」について、これを「石橋」や「浮橋」と並んで見える196や3907の「打橋」と同様に、単なる仮り橋と見るのではなく、528,2056,2062のように、訪れる男のために女が川門に渡す橋、夫を受け入れようとするゆるしの橋と解すべきことを指摘し、さらにこの「打橋」が、紀ノ川の中にある船岡山を比喩的に指したものであると論じた。"
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