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キーワード |
| 淡海三船,唐大和上東征伝,経典,仏典,大乗起信論,釈摩訶衍論,偽経,遣唐使,戒明,仏教 |
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論文要旨 |
| ここでは「送戒明和尚状」を基に、当時の学界の最高位にあった淡海三船の側面を考察する。「送戒明和尚状」は、仏典『大乗起信論』の注釈『釈摩訶衍論』を将来した戒明に対してそれが偽経であると論じた書状である。この『釈摩訶衍論』が偽経であるかは、現在尚論じられている問題で、その口火を切ったのがこの書状であり、披見後二日にして真偽を論じた見識の高さをまず指摘する。その見解には不審な点も残るが、それを判断する仏教の知識、書誌学的・文献学的手法は初歩的ながら評価されると指摘する。また書状には四六駢麗の対句が議論文でありながら要所要所に配され、漢籍に対する見識も高いことが窺われるとする。結果、これは文学的価値も有し、この書状は淡海三船の作であると考えて問題ないとする。"
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