論文タイトル |
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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
みみらく,みねらく,蜻蛉日記,肥前国風土記,続日本紀,智証大師伝,能因歌枕,袖中抄,散木弃歌集,源俊頼,太田昌二郎,山中耕作 |
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論文要旨 |
肥前風土記値嘉島条の「美禰良久之埼」を初出として、死を賭して外国へ船出した日本際果ての地に倣えられる「みみらく」の地について、和歌や蜻蛉日記などでは死者に逢う島と理解されており、その原型は万葉集筑紫国志賀村の白水郎荒雄の伝承歌にあるとする解釈に対し、当時の作者や、その周辺の人々の間にあった島に関する知識を類推、検討することによってこれを否定。幻の島、霊域みみらくと実在の値嘉みみらくを熟知したうえで両者を結び付け、他界彼岸と現世此岸の隔たりを埋め合わすべく詠まれた歌の心を読み取る。"
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