論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
10, 11, 31, 36, 37, 91, 134, 141, 143, 145, 162, 170, 172, 174, 178, 181, 185, 195, 199, 218, 228, 262, 288, 384, 394, 593, 708, 709, 904, 991, 1046, 1092, 1093, 1100, 1247, 1248, 1268, 1276, 1287, 1293, 1294, 1650, 1668, 1720, 1721, 1725, 1779, 1795, 1796, 1798, 1800, 1803, 1805, 1807, 1815, 1818, 1894, 1937, 2019, 2120, 2172, 2178, 2313, 2314, 2315, 2334, 2355, 2381, 2384, 2387, 2411, 2417, 2484, 2486, 2487, 2492, 2504, 2513, 2662, 2665, 2789, 2808, 2855, 2859, 2861, 2862, 2947, 3157, 3241, 3253, 3274, 3324, 3329, 3330, 3619, 3621, 3631, 3710, 4054, 4226, 4469 |
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キーワード |
人麻呂集,人麻呂集所出歌,非略体歌,後藤利雄,注記,有間皇子,子松がうれ,小松,子松,又将見香聞,意吉麻呂,将結,復将見鴨,けむ,かも,マタミケムカモ,マタモミム(ン)カモ,木下正俊,伊藤博,見る,見る讃歌,見る羈旅歌,見る挽歌,見る相聞歌,―も―かも,澤瀉久孝,殯宮挽歌,追和,阪下圭八,中西進,稲岡耕二 |
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論文要旨 |
従来、人麻呂集から二次的に追補せられたものであるとされてきた巻2・146について、人麻呂集所出歌たることを疑う説が唱えられているが、次の検証により、当該歌が人麻呂集の非略体歌としていかにふさわしいものであるかを明らかにする。第四句「子松がうれ」は、人麻呂集非略体歌の作者らしい用語であり、また句中の「子松」の表記には、人麻呂集(特に非略体歌)の作者・筆録者特有の相聞的発想・意識が潜んでいる。結句「又将見香聞」は、元暦本などの古訓に復して、疑問的に詠嘆しつつ底深く否定するという「また見むかも」と訓むべきで、この表現によって当該歌は皇子文学的皇子追悼挽歌として深い抒情性を獲得しており、歌の場が多く皇子中心のものである非略体歌らしい作品と言い得る。"
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