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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
504, 999, 3011, 3013, 4048, 4085 |
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キーワード |
鹿蒜,掛け詞,鹿蒜道,五幡坂,鴻巣盛広,五幡,越坂,北陸道,ウツロギ峠,井上通泰,沢潟久孝 |
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論文要旨 |
4055番歌にみえる鹿蒜、五幡の坂の地理について、五幡の坂が鹿蒜路に属さず、五幡を中心としたいずれかの山坂に考えられるべきであると考察する。他に地名が選べたにもかかわらず、この二つの地名を家持が選び出してきたという点に、この歌の成立に単なる送別歌以上の思惑が込められていたと指摘する。つまり、「鹿蒜み」が「顧り見」と「帰る身」の二重の意味を持たせた掛け詞であり、「五幡」も「何時はた帰る」の意味で用いられたと考える。橘諸兄の使者田辺福麻呂への歓待ぶり、そして送別歌における掛け詞から、一政界人としての家持を見ることができるとする。"
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