論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
446, 447, 448, 2488, 3600, 3601 |
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対象歌句番号 |
446-3,447-2,448-2,2488-2,3600-2,3601-4 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
天木香樹,霊木,神木,ムロノキ,ネズ,イブキ,吉田謙,藤田浩三 |
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論文要旨 |
萬葉集のムロノキの用例(六例)からは、ムロノキが表土の少ない岩場でもよく栄え、見事な大木となり、人々に尊崇の念を起こさせるような木であったことを感じるのに対し、現在ネズの古名とされるムロノキが、その生態や姿から萬葉集に詠まれるムロノキとは別の植物であると思われ、イブキの方が、生態・姿からも、集中の「天木香樹」の表記からもふさわしいと思われることを指摘する。また、和歌山県の海岸・瀬戸内海沿岸にイブキの大木は多く見られるが、ネズは見られないこと、イブキが神木、霊木とされていること、和歌山県においてイブキをムロノキといったのではないかと思われる例のあることを示し、さらにムロノキの語源をも考察した上で、萬葉集にいうムロノキはイブキと解すべきことを論証した。"
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