論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
460, 523, 525, 526, 527, 528, 529, 563, 564, 585, 586, 619, 620, 643, 644, 645, 647, 649, 656, 657, 659, 660, 661, 666, 667, 673, 674, 680, 685, 687, 689, 724, 760, 791, 963, 964, 993, 994, 1147, 1149, 1341, 1433, 1560, 1654, 2472, 2583, 2853, 2863, 2904, 2973, 3024, 3051, 3053, 3253, 3254, 3276, 3284, 3291, 3324, 3969, 3978, 4071, 4116, 4154, 4220, 4250, 4292, 4408, 4454 |
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キーワード |
大伴坂上郎女,怨恨歌,宴席,大宰府,言霊信仰,枕詞,挽歌,巻十三,家刀自,川口常孝,五味保義,北山茂夫,大伴家持,作者未詳歌 |
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論文要旨 |
619、620の「怨恨歌」を中心に、大伴坂上郎女が志向した世界を考察する。まず619番の歌は41句から成るが、類句を多く持ち、その類句は怨恨歌は相聞歌にもかかわらず、挽歌に見られる表現を多く持つことが、この歌から相手への怨恨の思いを薄くしてしまっているが、坂上郎女の歌に対する関心の強さを示すとする。また彼女の歌には「言霊」に関する表現が多く、「言葉」に対する思いを強く窺うことができ、それは当時既に「言霊」という呪術性が失われつつあったことを示すことになっているとする。結果、この怨恨歌は言葉が今までの様に、力を持ち得ないことに対する怨恨であり、個人的な恋愛には関与しないとする。そして、彼女の言葉に対する強い思いが、後の家持を育てることになり、他の歌人にも間接・直接を問わず影響を与えたと論じる。"
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