論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
|
キーワード |
巻六,編纂,奈良朝,福麻呂集,巻三,巻九,宮廷讃歌,吉野賛歌,養老七年,聖武天皇,雑歌,古歌,行幸歌,笠金村,車持千年,山部赤人,柿本人麻呂, |
|
論文要旨 |
萬葉集巻六は奈良朝「雑歌」の内、年代明記の歌を収めているという明らかな編纂方針の他、もっと内面的な意図が認められるとして巻六の在りようについて論じる。巻六には年次を記さない福麻呂集の歌が対補されているが、これは巻六が巻三・九以上に”奈良朝宮廷歌巻”としての意識されていたためであり、そこに収められている歌は御製歌、応詔歌、行幸時の賛歌、宴席歌と解されることから明らかとする。続いて、巻六の巻頭歌が金村の吉野讃歌であることの重要性を指摘する。これは人麻呂の吉野讃美を承けた吉野讃歌であって、この配置には聖武天皇の御代を言祝ぐことと、そして巻六を巻一の”古宮廷歌巻”に対する”今宮廷歌巻”として位置付けようとする編纂者の意図が存在すると指摘する。"
|
|
|
|
|