論文タイトル |
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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
20, 115, 154, 394, 1252, 1335, 2114, 2309, 2466, 2755, 3063, 4095, 4509 |
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キーワード |
文字,漢字,訓読,表記,用字法,好字,訓仮名,音仮名,義訓字,戯書,口承,金石文,稗田阿礼,古事記,変体漢文,阿直岐,王仁,帰化人,日本書紀,風土記,播磨風土記,出雲風土記,逸文陸奥風土記,逸文摂津風土記,延喜式,令義解,古語拾遺,隋書倭国伝,魏志倭人伝,新唐書東夷伝,言霊信仰,呪術,土地讃め |
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論文要旨 |
古代わが国には、漢字伝来まで文字が存在しなかった。だが、それ以前に文字に類する標識(記標・結縄など)があったであろうことを、「標立つ」「標結ふ」「標刺す」などの語が歌に見られ、また「しめ(ゆふ)」に「印」という漢字が用いられることから推定する。また、そこにはその行為の実行者の霊力や意志が封じ込められているという、一般に言霊信仰といわれるものの存在も見ることができる。これは、文字を獲得後も変わらず、風土記や延喜式に見られる「好(嘉)字」をもって地名を表記させようとするのも、その一例として認められるとする。このような用字の即物性は普通名詞などにも認められ、それらが萬葉集の義訓や戯書として現れてくると論じる。"
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