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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
尓,本居宣長,播磨風土記,幸行,看行,聞看,宣命,小野田光雄,小島憲之 |
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論文要旨 |
古事記に多く用いられている接続語「尓」は漢文にない特殊な用法である。本居宣長は「ここに」と読んだが、古事記の接続詞以外の「尓」は「この」「これ」と読むのが妥当と考えられ、播磨風土記や法華経の「尓時」も「このとき」とよんでよいと思われるため、転じて「ここに」に流用されることは肯定できる。「幸行」(いでます)「看行」(みそなはす)「聞看」(みそなはす)なども漢文にはない用字法だが、宣命の文章の用字法の中に同様のものがある。宣命体以前、天武天皇時代に古事記のような文体が使われていたと想定できる。"
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