万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
幼婦と言はくも著く
 論文サブタイトル
坂上郎女の怨恨歌考
 単著/共著
単著
 論者名
橋本達雄
 ふりがな
はしもとたつお
 発行年月
1974/6
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
84
 掲載頁
3341
 巻番号
4
 対象歌番号
620
 対象歌句番号
620-35,620-36
 歌作者データ
大伴坂上郎女
 参考歌番号

 キーワード
幼婦,大伴坂上郎女,坂上大嬢,怨恨歌,小野寺静子
 論文要旨
巻4・619,620番歌坂上郎女作の「怨恨歌」が誰を対象に詠まれたのかについて、巻四における位置、制作年代の考察を基盤に「幼婦」の用字の意味、詠風の淡泊さなどに手がかりを求めつつ、郎女がわが子大嬢のために、その立場に立って家持に贈った歌であることを述べる。"