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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
29, 36, 317, 322, 907, 917, 920, 923, 938, 995, 1005, 1006, 1047, 1050, 1051, 1052, 1053, 1054, 1055, 1057, 1058, 1065, 1066, 1067, 1988, 3993, 4160, 4161, 4445 |
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キーワード |
田辺福麻呂,宮廷儀礼歌,橋本達雄,柿本人麻呂,山部赤人,笠金村,国見歌,福麻呂の叙景表現,対句 |
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論文要旨 |
福麻呂の宮廷儀礼歌について、人麻呂、赤人、金村などの作品と比較しつつ、その作歌精神を考察する。まず、福麻呂の宮廷儀礼歌の基盤となっていた、奈良朝の宮廷儀礼歌一般に共通する性格を指摘する。福麻呂歌は、特に赤人の表現を継承し、客観的な一面を持っていたとする。次に、そのような基盤の上に福麻呂が創造した独自の表現として、その叙景表現に着目する。福麻呂の景は、赤人とは異なり、事実や人間の個にそくしており、流動的な、不安定な情を感じさせるものとなっていたとする。しかし、それでもなお宮廷儀礼歌として成り立ち得たと論じ、それゆえ、福麻呂を宮廷歌人の末流として位置付ける。"
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