論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
475, 476, 477, 478, 479, 480 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
167, 171, 199, 230, 232, 421, 462, 463, 464, 465, 466, 467, 468, 469, 470, 471, 472, 473, 474, 804, 926, 948, 1020, 1021, 1408, 3234, 3324, 3326, 3333, 3916, 3917, 3918, 3919, 1920, 3921, 3957 |
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キーワード |
安積皇子挽歌,大伴家持,安積皇子,模倣,独創的,宮廷挽歌,歌人,大夫,大夫意識,悲傷亡妾歌群,橋本四郎,伊藤博,独詠歌,公的,公的挽歌,集団的,模倣性,非独創性,宮廷歌,伝統的表現,類型的表現,独立句,皇子の命(尊),日並皇子尊,後皇子尊,めしたまはまし,恭仁京,宮廷儀礼歌,久邇の都,人麻呂,赤人,従駕応詔歌,宮廷讃歌,御輿,すべなし,高市皇子殯宮挽歌,日並皇子殯宮挽歌,泣血哀慟歌,日本挽歌,憶良,旅人,亡妻挽歌,青木生子,変字法,宮廷儀礼挽歌,有機的関連,有機的,等質性,大夫ぶり,笠金村歌集,志貴親王挽歌,愛しきかも,山本健吉,殯宮行事,殯宮挽歌,殯,仏教的行事,殯儀礼,斎会,北山茂夫,内舎人,橘氏,橘諸兄,吉井巌,個人的,私的,座,活道山遊猟,言立て,王党派,宮廷歌人,独居 |
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論文要旨 |
二組の歌群から成る、大伴家持の「安積皇子挽歌」について、いかにして成ったのかという基本的な問題を、歌自体の表現を通して検討する。その結果、第一挽歌に関しては、「三七日」の忌日にあたる二月三日の恭仁京での斎会に伴うなんらかの公的な場において、すでに歌人としての声望の確立していた家持が、諸兄の意向により、その制作にあたったこと、第二挽歌に関しては、皇子の薨去から七十一日目の三月二十四日に、恭仁京の故地で催された皇子を偲ぶ私的な集いにおいて、儀礼的要素から解放された自由な発想のもと、高揚する感懐をもって成され、大夫意識の横溢する作品となったことを解明し得た。また、一つの題詞のもとに対照的な性格の二つの挽歌が収められていることについて、家持がこの二組の挽歌を相互に補完的な作品として考えていたと見るべきことを指摘した。"
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