論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
|
キーワード |
陶淵明,貧窮問答歌,貧士,貧家,束D-13991,西郷信綱,小島憲之,中西進,伊藤正史,文選,藝文類聚,淵明集,稜雲集,懐風藻 |
|
論文要旨 |
山上憶良の「貧窮問答歌」における陶淵明の影響について、「貧士を詠ず」などの淵明詩を下敷きにしているとする従来の見方に対し、同じ主題のもとに語彙が類似するのみで、主題に対する意識の持ち方は相違すると指摘する。当時の淵明詩の日本に於ける享受状態を考慮すると「淵明集」の存在はみとめられず、「文選」所収の淵明の詩などによる当該歌への直接的影響も乏しい点、憶良の渡唐期に唐土における淵明の活躍は見られないことを論拠とし、また貧窮を主題に類似語彙をもつ詩には他に晋の束D-13991の「貧家賦」があることを挙げ、当該歌が陶淵明の詩に直接の影響を受けたと考えることは危ぶまれると述べる。"
|
|
|
|
|