論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発表雑誌名 |
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発行所 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
36, 37, 38, 39, 907, 920, 921, 922, 923, 924, 925, 926, 927, 1005 |
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キーワード |
山部赤人,車持千年,笠金村,柿本人麻呂,吉野讃歌,聖武天皇,従駕歌,行幸,巻六 |
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論文要旨 |
山部赤人923〜927は、題詞に作歌年月も作歌事情も記さないが、年代順に配される巻六の歌の並びから、これに先立つ笠金村の歌と同じ時の作と考えられる。しかし、927は作歌年月不審の左注を持つ。現在、この左注は赤人の五首全てに対してのものか、後ろの長反歌に対するものか明確な解釈がなされないままにあるとして、この作群の作歌年代について論じる。まず、金村の歌との類句が多いことが指摘されていることについて、類句といえる程のものでないとし、金村の歌を受けて赤人の歌が成った可能性を否定する。そして、当時の政治状況からして宮ぼめ、君ぼめを楽天的に歌ったこの吉野賛歌は天武天皇即位後、翌月の神亀元年三月の吉野行幸に際して、披露された可能性が最も高いと結論付ける。"
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