論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
|
キーワード |
大伴旅人,大宰府,帰京,続日本紀,藤原広嗣の乱,駅制,九州,宮本喜一郎 |
|
論文要旨 |
大伴旅人の大宰府からの帰京行程について考察する。芦城駅家で詠まれた巻4・568〜571の歌は、旅人の出発に先立っての予餞の宴であり、巻6・965〜968の水城の歌とかかわらせて帰京行程を考えるはできないと論じる。旅人は太政官符の規定通り水城を立ち、北上、福岡市から玄界灘に沿って北九州へと至り、その後も陸路を辿って帰京したと論じる。旅人は、鞆の浦において亡き妻を偲び歌(446〜450)を詠む。従来、この歌に「浦」、「崎」とあることから旅人の帰京が海路であるとされてきたが、それは他の歌によってもたらされた先入観によるものと指摘する。また集中では、旅の行程に海路が含まれる時には「海路」と明記され、さらに「上道」(966左注)と記される時は陸路をとったことを示すとも指摘する。"
|
|
|
|
|