論文タイトル |
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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
301, 326, 395, 486, 669, 683, 685, 1383, 1500, 1595, 1787, 1992, 1993, 2246, 2274, 2275, 2278, 2285, 2432, 2523, 2531, 2604, 2700, 2767, 2783, 2828, 2911, 3017, 3021, 3023, 3035, 3133, 3276, 3503, 3506, 3560, 3566, 3575, 3778, 3803, 古今486, 古今495, 古今496, 古今497, 古今503, 古今652, 古今653, 古今661, 古今663, 古今668, 拾遺622, 拾遺623, 後撰201 |
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キーワード |
色,〜に出づ,慣用句,発想法,沢瀉久孝,自動詞,他動詞,謂言,言語行為,嘆く,譬喩,恋歌,発想類型,序詞,高群逸枝,忍び妻問期,現れ妻問期,隠り妻,佐伯梅友,伊原昭,佐竹昭広,赤,即境的景物,土橋寛,掛詞,忍ぶ恋,色に見ゆ |
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論文要旨 |
『万葉集』相聞歌に頻出する慣用的修辞句「色に出づ」の「色」を、従来「顔色」として理解してきたことには問題がある。この慣用句は「言ふ」行為との関連で用いられる例も多く、言語行為ときわめて近接し、時に同義であることがわかる。またこの句を含む歌から人目を忍ぶ恋という発想類型が浮かび上がるが、この場合他動詞的用法で、相手との関係の公然化を意味する。またこの句は序詞的文脈において成立したものであって、序詞形式の構造面からも、「顔色に現れる」という静止的な状態ではなく「口に出す」ないしはその前段階の「嘆く・そぶりにあらわれる」などの能動的な状態を意味するといえる。"
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