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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
20, 812, 1421, 1424, 1425, 1426, 1427, 1442, 1919, 3444, 4455, 4456, 3969 |
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キーワード |
山部赤人,構造,歌群,配列,西本願寺本,紀州本,額田王,渡瀬昌忠 |
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論文要旨 |
巻八の山部赤人の四首の歌(1424〜1427)について論じる。四首の構造については『私注』に「関連はない」とあり、余り論じられることがなかったが、1424には「春の野」「すみれ摘み」が詠まれ、1427には「野」での「春菜摘み」が詠まれる。また、1425「桜花」、1426「梅の花」とありそれぞれ素材の面での対応が見られ、それは草に対する木の花としての対応もなすと指摘する。これは渡瀬昌忠氏のいう波紋型の対応と考えられるとする。歌の意としては、先二首が春の野や花に対する賞讃の心を述べ、後二首では嘆息の心が述べられているとも指摘する。さらに1424、25が男性の立場での詠、26、27が女性の立場での詠とみることもできると論じる。以上から四首には、整然とした構造が認められるとする。"
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