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単著/共著 |
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論者名 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
2, 318, 324, 357, 917, 919, 925, 941, 記30, 記41, 記76, 記100, 紀22, 紀34, 紀77 |
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キーワード |
山部赤人,国見歌,叙景,編纂,車持千年,笠金村,宮廷儀礼歌,田辺福麻呂 |
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論文要旨 |
山部赤人の歌における、景の叙述の導入部には大別して「…見れば…」の型と「…は…」で直接に場を示す歌との二つの型があることを指摘する。前者「見れば型」には東国、伊予下向時の歌に、「は型」の歌はそれ以外の歌に見られることから、これを作歌時期の違いを示すとし、前者から後者へ赤人の歌い方が変化したのではないかと論じる。「見れば型」は、国土の領有にかかわる詠まれ方であるが、それを赤人は「は型」で詠まれる情景讃美の歌へと変形させて行き、結果叙景中心に歌を詠む赤人は「は型」へと移行していったと論じる。赤人の歌は各巻に散らばるが、それは編纂に際してのことで、以上のこと等を踏まえ赤人の歌を見ていく時、そこに編者が見たであろう原赤人集ともいうべき資料の存在が窺えるとする。"
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