論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
|
キーワード |
月の船,桂梶,楓D15677,天の海,星の林,雲の波,懐風藻,類書,洞冥記,李D08488,天官書,楚辞九歌,小島憲之 |
|
論文要旨 |
万葉集における「月の船」の歌について、中でも人麻呂歌集出の「詠天」歌を中心に『懐風藻』の文武天皇御製の「月舟」の詩と併せて考察。特に中国文学との関連により、作品および用語の基盤的背景やその周辺について探求する。「月舟」の語の理解において小島氏説の正鵠な事を指摘して「月舟」と『洞冥記』との関係を再検討し、月を冠する熟語の語構成と語史語性の問題、表現体としての場とその背景・構成上の視点についての究明を試みる。さらに詠物題の「詠天」「詠月」に因んで、天官書的世界や星晨用語と「詠天」歌の各語句との接点を探索し、そこに一つの発想源を追求する。また「桂梶」の類(桂舟)の語の文学性について『楚辞』の「九歌」の世界にその源を求め、「桂」及び「桂舟」類と水神・神仙・七夕・月桂・星檮等の各伝説との結合関係をうかがう。"
|
|
|
|
|