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論文要旨 |
椎の葉に盛る飯を道祖神に備えるとする説は、椎の葉が道祖神の御供に一般的に用いられるとすると、「家にあれば笥に盛る」の表現は成立しない。また皇子が道祖神を日常的に祭ったとも考えられないから、「家有者」を「家に有れば」と既定条件で読むのも不都合である。自分の食事なら成り立つにしても、食器の不備を嘆くのでは旅の一般的な苦しみの歌でしかない。捕らわれの旅の不自由を加味するならば、むしろ孝徳天皇をはじめとする皇祖神の日常的祭が不如意のために疎かになることを嘆いたと解釈したほうがよいことを論じた。"
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