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論文サブタイトル |
渡瀬昌忠氏『柿本人麻呂研究 島の宮の文学 』を読む |
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単著/共著 |
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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
28, 紀113, 紀114, 170, 1594, 2178, 2179 |
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キーワード |
柿本人麻呂,仏教,白鳳文化,仏教文化,興福寺の丈六丈の仏頭,仏式斎会 |
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論文要旨 |
渡瀬氏は評書:『柿本人麻呂研究 島の宮の文学』で、仏教と文学の関連を論ずることから始め、白鳳文化が仏教文化の影響を強く受けていることを述べるが、それに対し、著者はまず、仏像という彫像作品と和歌という文学作品との直接的な関連づけに疑問を呈する。また、仏像に対する見方も当時と現在とでは違うのではないかという。加えて評書では、仏教の斎会と文学とを結び付け、人麻呂の公的な挽歌なども仏式の斎会で歌われたものだと論を進めるが、著者は、そうだとするとそのような場で歌われた歌の内容に仏教の思想が影響を与えているのかどうか、そして与えているならばどのような形なのかということも論ずるべきではないかと述べる。"
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