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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
萬葉仮名,踊り字,一字一音式表記,古事記の諸本,日本書紀の諸本,踊り字の「連続表示機能」 |
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論文要旨 |
上代文献で同音節の連続を一字一音式に表記する場合、同じ万葉仮名を二つ続ける型(以下AA型)は伝写の過程で生じたもので、上代にはAA型は用いられなかったということを論ずる。まず、万葉集、古事記の伝本のAA型は主に改行の時に現れるということを導きだし、本来はそれらは万葉仮名と踊り字を使った型(以下A〃型)であったとして、さらに、日本書紀の伝本を検討し、AA型が現れるのは西暦1000年くらいであり、訓読法の影響が考えられるとする。また、AA型が採用されなかった理由は、A〃型の踊り字が「連続表示機能」を持っており、違う万葉仮名を続ける型(AB型)と住み分けが行われていたためとする。"
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