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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
53, 55, 290, 533, 634, 640, 685, 689, 863, 1175, 1179, 1208, 1468, 1521, 1535, 1561, 1562, 1611, 1623, 1705, 1842, 2151, 2152, 2449, 2983, 3523, 3631, 3658, 3669, 3971, 4371, 4410, 4425 |
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キーワード |
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論文要旨 |
巻4・489番歌の初二句「風をだに恋ふるはともし」の解釈について「万葉」第八十八号で長谷川氏が提言した「恋ふるは 風をだにともし」という呼応に異義を唱え、従来の解釈を再確認すべく考察する。動詞「恋ふ」が助詞「を」を受ける例を挙げて破格とはならぬことを指摘、漢文訓読の影響を受けて発達した目的格の「を」が、「に」からの移行を進めていたことの例証であると述べる。また、形容詞「ともし」は主格を表す助詞「は」「が」などを受けることを指摘すると共に、「秋の風」に象徴された情意にも触れて当該句を従来どおり「風をだに恋ふるはーともし」の文構造説を支持する。"
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