論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発表雑誌名 |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
489-1,489-2,1607-1,1607-2 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
長谷川信好,「「風をだに恋ふるはともし」私攷」,準体言,ともし,山田孝雄,『日本文法論』,省約準体言,代表準体言,準体句 |
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論文要旨 |
489番歌の「風をだに恋ふるはともし」の解釈をめぐって、まず、長谷川信好氏の「「風をだに恋ふるはともし」私攷」(「萬葉」88号所収)を検討し、準体言としての用法から考えて長谷川説は成り立たないとする。そして、「恋ふる」は「ともし」に続くべきだとし、「恋ふ」ということ一般が「ともし」だといわれているのであって、その「恋ふ」の主語は「一般者全体者」であると述べる。さらに、初句「風をだに」は「恋ふるは」に続くのではなく、「風を待つことだけに終わるとしても」と理解すべきであるとし、初句と2句目との間に深い切れ目をみとめる解釈をする。"
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