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 | 論文タイトル |  |  | 論文サブタイトル |  |  | 単著/共著 |  |  | 論者名 |  |  | ふりがな |  |  | 発行年月 |  |  | 発表雑誌名 |  |  | 特集タイトル |  |  | 発行所 |  |  | 発行番号 |  |  | 掲載頁 |  |  | 巻番号 |  |  | 対象歌番号 |  |  | 対象歌句番号 |  |  | 歌作者データ |  |  | 参考歌番号 |  |  | キーワード | | 旋頭歌,片歌,歌謡の唱謡,三句形式,物語歌,問答,問答唱和形式,土橋寛 | 
 |  | 論文要旨 | | 旋頭歌の起源を片歌問答に求める通説を片歌そのものの把握を通して批判する。まず、片歌は、三句形式が組歌の中で、音楽的に、歌曲の場を完成する役割を持つ場合の呼称であると結論づけ、五七七の形態一般をいうとする通説を否定する。さらに、片歌の成立基盤として、二段構成の歌謡の後段、あるいは、長歌謡の末段である三句の唱謡上の分離、つまり、三句形式の独立という要素を考え、片歌とはそれが意識的に歌曲の場の完成に向かったものを指すという。一方、いわゆる片歌問答のような三句形式による問答は、純粋に歌謡的ではなく宮廷的な「物語歌」という視点で捉えるべきで、問答唱和形式に独立的な三句形式が利用されたものであり、記載の意識がかかわっているもので、旋頭歌の起源をここに求めるのは間違っているという。" | 
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