論文タイトル |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
475, 559, 674, 764, 886, 897, 1034, 1349, 2386, 2582, 2689, 2926, 2947, 3043, 3969, 4094, 4111, 4214, 4220, 4057, |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
43, 101, 210, 285, 384, 437, 480, 563, 711, 1218, 1444, 1835, 2528, 2756, 3365, 3433, 3571, 3658, 3689, 3746, 3761, 3910, 3962, 4026, 4057, 4070, 4094, 4129, 4155, 4305, |
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キーワード |
字余り,五音節目の第二モーラ,ヤ行,ワ行,上二段動詞,aグループ,bグループ, |
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論文要旨 |
万葉集中の、ヤ行のイとワ行のウとについて、ヤ行・ワ行の上二段活用動詞の連用形では、その活用語尾では字余りを生じないことから、その音価について述べたもの。万葉集において句中に単独母音を含むと殆どが字余りになるaグループ、さらにbグループの5音節目の第二モーラ以下に単独母音を含む場合と、字余りになりにくいbグループとがある。ところが、「悔い」「老い」「臥い」などのヤ行上二段活用の「イ」、また「植う」「飢う」「蹴う」などのワ行上二段活用の「ウ」は、bグループだけでなく、一般には字余りを生じやすいaグループにあっても字余りをきたしていない。従来、これらヤ行のイ、ワ行のウは上代文献に用いられた万葉仮名の状況によって、ヤ行のイ、ワ行のウとア行のイ・ウとは区別がなかったであろうとされているが、以上の事実から推定される音として、ヤ行のイは[ji]、ワ行のウは[wu]であったと考えられるとする。"
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