論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
489-1,489-2,1607-1,1607-2 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
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論文要旨 |
「風を恋ふ」、「だに」、「恋ふるはともし」といった個別の表現の検討を通じて、「風をだに恋ふるはともし」全体の解釈をし、鏡女王の歌を理解する。その結果、従来、鏡女王歌中の「風をだに恋ふる」人と「風をだに来むとし待つ」人が、それぞれ額田王と鏡女王のどちらを指すかについて説がわかれていたが、著者はいずれも鏡女王を指すとして、鏡女王の歌は、額田王の歌をうけて、その風だけでも待つことは自分には滅多にないのであって、その風だけでも通ってくると思って待つのなら、なぜ自分が嘆くことがあろうかと解釈すべきものであり、自分にはおよそ「待つ」ということは縁のないことであると歌っているものだという。"
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